陛下と愛子さまにも深い絆

'02年8月、ご静養のため訪問された那須「沼ッ原湿原」で愛子さまを背負われる陛下
'02年8月、ご静養のため訪問された那須「沼ッ原湿原」で愛子さまを背負われる陛下
【写真】高身長のイケメンと、アトラクションを笑顔で楽しまれた愛子さま

 児童向け施設に陛下が付き添われたことも。

愛子さまが初等科4年生のときに、陛下は愛子さまとそのお友達を連れ、『キッザニア東京』をお忍びで訪問されました。6時間ほど滞在され、さまざまな職業の疑似体験を楽しまれる愛子さまを、陛下は微笑ましく見守られたのです。

 天皇ご一家といえば、雅子さま愛子さまの姉妹のような仲の良さが注目されがちですが、陛下と愛子さまも深い絆で結ばれている印象です」(前出・宮内庁OB、以下同)

 雅子さまは'03年に帯状疱疹からご静養に入り、'04年には病名を適応障害と発表。療養に入り、子育てがままならない時期もあったという。そんな中、雅子さまを守ると決めた陛下は、愛子さまに“特別な一皿”を─。

雅子さまはできるだけ自分で料理をお作りになっていましたが、療養に入られて以降、ご体調には波があり、起き上がることすらできない日も。雅子さまがおつらい日は、陛下が愛子さまのため、朝食をお作りになっていたそうです。あるときは、目玉焼きに焼きウインナーを添えた“ウインナーエッグ”をご用意されたと聞きました」

 初等科2年生のころ、「一部に乱暴な生徒がいる」などの不安から学校を欠席がちになっていた愛子さまや、ご病気の影響で皇族としてのお務めを十分に果たせず苦しまれた雅子さまをいちばん近くで支えてきたのは陛下だった。

 公務と宮中祭祀をお務めになり、家族への献身的なサポートも欠かさなかった“父”のおかげで、今日のご一家があるのだろう。