犯行当時は川崎市に住んでいた容疑者だが、学生時代は仙台で過ごしていたようだ。
「小学校から高校までサッカーをしていました。高校を卒業後は仙台市内の古着ショップで働いていましたね。その店をやめてからは、自動販売機の補充の仕事をしていたと聞いたことがありますが、その後のことはよくわかりません」(菱沼容疑者の知人)
夢が開くようにと親が付けてくれた名前
古着ショップで働いていたときのスタッフブログが残っており、服やスニーカーの収集、音楽を趣味として語っていた菱沼容疑者。
《自分は人と話すのが好きなのでまずはお店で自分と話して笑顔になりましょう!》
と、イマドキの趣味を持った明るい青年だったことがうかがえる。そのブログでは“開夢”という名前について、
《夢が開くようにと親が付けてくれました! ちょっとした自慢です》
と、誇らしげに綴っていたのだが……。仙台のサッカー少年は夢が開くどころか、借金で苦しくなり、犯罪に手を染めてしまったようだ。