かつて、“凄腕コンサル”の触れ込みでブレイクした有名人が、本格的に表舞台で再始動したようで─。
「4月下旬、千葉県にある『君津市民文化ホール』で“ショーンK”こと、ショーン川上さんによる講演会が開かれたんです。チケット1枚で1000円というリーズナブルな料金設定だったことも手伝ったのか、定員400人のチケットは即完売。以前は“年商30億円の経営コンサルタント”という肩書で、数々の報道番組でコメンテーターとして出演していたため知名度も高く、さすがの集客力といったところ」(スポーツ紙記者、以下同)
彫りの深いダンディーなルックス、渋い重低音ボイス、ネイティブレベルの英語力の持ち主と、際立ったキャラクターで人気を博していたショーン氏。しかし、彼のキャリアは2016年に一変する。
「『週刊文春』がショーンさんの学歴と経歴詐称を報じたんです。さらに、自身をクォーターと語っていましたが、実際は熊本県出身で両親とも純日本人であることも発覚しました。学生時代から嘘をつく癖があったようで、当時の同級生から“ホラッチョ川上”というあだ名で呼ばれていたんだとか」
9年前と何ら変わりないショーン氏
文春の報道後、ショーン氏は経歴詐称を認めて謝罪。出演していたテレビ番組をすべて降板し、メディアから姿を消すことに。
「実は、騒動後も芸能事務所に籍を置いていました。2018年にはテレビの特別番組のナビゲーターや、イベントの司会として表舞台に現れたこともありましたが、その後は再び沈黙。しかし、水面下では不動産会社の顧問を務めるなど、本業のコンサル業に取り組んでいたようです」
そんな彼の現在を追うため、週刊女性は君津市で行われたショーン氏の講演会場に向かった。現場に到着した彼は、マスクで目元しか見えないものの、ウェーブがかった茶系の髪に、シワひとつないチャコールグレーのスーツを着こなすなど、その印象はメディアに出ていたころと変わらない。