大谷翔平は3月14日に投稿した自身のインスタグラムで、イラストを描いた前田健太にサインをねだっていた(本人のインスタグラムより)
大谷翔平は3月14日に投稿した自身のインスタグラムで、イラストを描いた前田健太にサインをねだっていた(本人のインスタグラムより)
【写真】マエケン画伯が描いた「大谷とデコピン」イラストに衝撃走る

 それに2016年、広島東洋カープから移籍した、最初のMLB所属球団がドジャースだ。ルーキーイヤーに16勝を挙げる活躍に当時のファンは酔いしれ、「野茂英雄の再来」と称える“マエダマニア”も生まれたほどだ。

「そんなマエケンフィーバーをサポートしたのが、現在もドジャース通訳を務めるウィル・アイアトン氏。それに大谷翔平(30)もいます。先日、マエケンが描いたイラストをプリントしたTシャツを着用し、サインを“おねだり”する様子をインスタグラムに投稿しています。彼らが在籍するドジャースは、溶け込みやすい環境であるのは間違いない」(前出・スポーツジャーナリスト、以下同)

「前田獲得」に言及した指揮官

 では、指揮官のデーブ・ロバーツ監督は前田獲得に乗り気なのだろうか。奇しくも5月12日、インターネットテレビ『ABEMA』が公開したインタビュー企画『おはようロバーツ』にて、タイガースを放出された彼に言及している。

【それは(前田獲得は)ないと思う。前田はタイガースから放出されたばかりで、彼を獲得することはないと思う】

 前田のドジャース在籍時にも指揮をとった、いわば“師弟”関係とも言えるロバーツ監督。“この時”は自チームの先発不足を認めながらも、“元エース”の獲得に慎重な姿勢ーー。

インタビューを受けたのは当然ながら、佐々木が右肩痛を訴える前のこと。かつてダルビッシュ有(38、パドレス)も右肘痛で悩まされた“インピンジメント症候群”は、本格的な故障にも繋がりかねず、仮に佐々木が15日間で復帰できたとしても、以降の長期離脱も想定しているでしょう。

 現地ロサンゼルスでも、マエケンのドジャース復帰はメディアも含めて議論され、賛否分かれていますが、かつてのエースの経験値は、チームだけでなく佐々木の将来にもいい影響を及ぼすと考えますが、どう動きますか」

 日本人ファンとしてはもちろん、山本由伸(26)、佐々木、前田、そして大谷のローテーションは見たいが。