しかし、スポンサー以外でも危険信号が点灯しているようだ。
「近年はテレビ局も不倫スキャンダルなどの不祥事に敏感。特に日本テレビはスキャンダルを起こした芸能人にかなり厳しいことで知られています。逐一、視聴者にリサーチを行って、芳しくない評価の芸能人は起用しない方針を取っているんだとか。数年前に不倫疑惑を報じられた有名女優さんは、リサーチ結果によって“日テレを1年出禁”となったそうです」
“続報”次第では「女優引退」も覚悟
実際、日本テレビは今回の騒動に関しても、すでに対応を行ったと囁かれている。
「5月14日放送の日テレ系のバラエティー番組『千鳥かまいたちゴールデンアワー』のゲストで田中さんが登場予定でしたが、内容が変更となりました。すでに収録していた松坂桃李さんの登場回に急きょ差し替えられたようです」
スポンサーに続き、テレビ局までも距離を置き始めるなど、四面楚歌ともいえる状況だが、事態を打開するため、永野サイドもあらゆる手を尽くしているそう。
「永野さんの所属事務所の関係者は、各テレビ局のスタッフたちに“不倫関係はない”と直接伝えたそうです。また『オールナイトニッポン』の収録前後にラジオ局に集まった報道陣に対し、事務所の広報がわざわざ飲み物を配るなど、報道を控えるように働きかけていると捉えられかねない動きもあったとか。しかし、中には永野さんの今後を暗く見通すスタッフもいて“続報が続けば、最悪、女優引退も視野に入れなくては”という声も出ているそうです」
5月19日、永野の所属事務所は《このたびの一連の報道により》として、予定していた2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演を辞退したことを発表。さらに、ラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』は番組を終了するとニッポン放送が公式サイトで報告した。“引退”の2文字が現実味を帯び始めている――。