進退や責任の取り方には
これに対して、翌19日に急きょ報道陣の取材に応じた江藤農水大臣は、今回の発言について「撤回というより修正したい」と弁明。
売るほどあるという発言は「言い過ぎだった」とし、「妻からも怒られた」と明かした。また、このような失言をした理由として「ちょっとウケを狙って強めに言いました」と説明した。
この稚拙な言い訳は火に油を注いでしまったようで、
《ウケ狙いとか国民のこと舐めてんの?これがウケると思ってる感覚がもうズレてる》
《妻から怒られたって…調子に乗りすぎてママに怒られる小学生かな?》
と、さらなる炎上を招いた。
また、記者から進退や責任の取り方について問われると、不快感をあらわにした表情で「進退?」「責任の取り方?」と聞き返す呑気ぶり。進退に関わるほどの深刻な事態にも関わらず、本人は事の重大さに気がついていない様子だった。
その後、石破茂首相から厳重注意を受けると発言そのものを撤回。20日の参院農林水産委員会では「確かにウケる話ではないですよね。まったくピント外れだったと思います。現場を見る努力はしてきたつもりなんですが、庶民感覚はないと断ぜられるような発言をしてしまったことはまさに恥ずかしい。返す返すも不適切な発言だったとおわびを申し上げたい」と謝罪した。