野党は「更迭」で一致
一方で、「言い訳はしたくないのですが、宮崎ではたくさんいただくと“売るほどある” というふうによく言うんですよ。ですから宮崎弁的な言い方でもあった」と主張。
“宮崎弁のせい”ともとれる言い訳に、SNS上では呆れた反応も少なくない。
《地元の宮崎県民をも自ら敵に回しにいくスタイル。話せば話すほどヤバイ人すぎる》
《宮崎のせいにすんなって!!宮崎のことも宮崎弁のこともバカにしてるだろ!》
《ねぇ、バカなの?》
閣議後の会見では「昨日、家に帰ってテレビやYouTube、SNS系を朝明るくなるまでずっと見ました。国民の皆様がいかに憤慨されているのか、見ていて自分にとってはきついものではありましたけども、これから大臣を続けるのであれば、そういうことから目を背けずにしっかりと見た上で職務に励むべきだと思いました。
(中略)国民の皆様の中には様々なご意見おありになると思いますが、備蓄米の放出を決断した本人でもありますので、お許しをいただいて最後まで私が責任を取るところまでやらせていただきたい」と辞任はせず、引き続き職務にあたる考えを示した。
しかし、当初石破首相は続投させる意向を示したが、20日、江藤農水相を更迭し後任に小泉進次郎の名前が上がっていると報道された。石破政権になって初の更迭となり、江藤農水相は事実上の引責辞任になる(21日午前8時すぎ辞表を提出し受理された)。
ウケを狙ったつもりが自らの首を絞める結果に。次期大臣は液晶画面で世間の声を聞くのではなく、リアルの声に耳を傾けてほしい。