「昔から“やられたい”意欲がすごくて(笑)。今回はやられるほうが多かったので、最高に楽しかったです。蹴られて飛んでいくシーンとかも自分で演じたんですよ! 回転しながら飛んでいくアクションを一発でできて、ニヤニヤしました(笑)。今思うと、撮影期間中は“なんでもかかってこい!”という無敵モードに入っていた気がします」
初めての座長経験
累計発行部数5500万部を誇る伝説的不良漫画『BADBOYS』。過去に何度も映像化され、時代を超えて愛されてきた同作が今回新たに実写映画化される。
お坊ちゃんから「極楽蝶」八代目トップに上り詰める、主人公・桐木司を演じるのは豆原一成(JO1)。本作が映画初主演となる。
「僕、JO1では最年少なので自分が引っ張るという経験はあまりなかったんです。初めての座長で、自分から周りの人と話したり、“盛り上がっていきましょう!”みたいなことを言ったり。キャラじゃないことを頑張りました。率先して場を盛り上げることは、グループでも必要なときがあるので、勉強になりました」
司を支える「極楽蝶」メンバーを演じるのは池崎、山中柔太朗、井上想良。4人の熱い友情も見どころの一つ。そこで実際の仲を尋ねると……。
「4人でこの作品を盛り上げていこうという話を最初にして。撮影の合間もずっとみんなで話して、プライベートもより仲良くなりました。それがだんだんお芝居にも出てきて、今や本当に仲間みたい。
理人は同じ事務所ですが、最初は気まずかった(笑)。僕が先輩グループなんですけど、僕のほうが年下なんですよ。だから複雑な立ち位置で、あまり話したこともなかったんです。この現場をきっかけに最近もごはんに行くぐらい仲良くなりました」
特に、盛り上がったのは、オーディションの話題。
「撮影期間中に、ちょうどJO1とINIのオーディションが配信で見られるようになっていて。想良くんが“豆のやつ見たよ”“理人のやつ見たよ”とずっと言っていました(笑)」