目次
Page 1
ー こなれ感をプラスしておしゃれ度がグッとUP!
Page 2
ー Style2「ひとつ結び」
Page 3
ー Style3「エレガントポニー」

 広がったり、年を経るごとにクセやうねりが出てきたりで、うまくブローできない困り髪。暑くなるこれからの時季には、ササッとしばってしまいたいもの。

こなれ感をプラスしておしゃれ度がグッとUP!

普通に結ぶだけだと、引っつめた感じが強調され、どうしても顔が大きく見えて老けた印象になりがちです。ひと手間加えて、自然なボリューム感や顔まわりのニュアンスをつくると、グッとおしゃれに、若々しく見えます

 と話すのは、美容室『パール』のアートディレクター・CHIEさん。

 乾燥しやすい大人の髪を結ぶときにはスタイリング剤がマスト。

程よいルーズ感を出したいとき、髪にツヤがないと、ただのボサボサ髪な印象に。おすすめは、“マルチバーム”。ワックスよりも保湿力があり、頭皮にも優しい。全体になじませることでツヤ感がアップし、おくれ毛もこなれた束感に仕上がります

 おしゃれ見えするひとつ結びテクをマスターして、いつものヘアをアップデート!

Style1「お団子ヘア」

 しっかり丸め込まないランダムな毛先がアクセント

Style1「お団子ヘア」 撮影/矢島泰輔
Style1「お団子ヘア」 撮影/矢島泰輔

How to…
(1)全体にバームをなじませ、まとめやすくしておく。耳まわりにバランスよくおくれ毛を残し、耳下くらいの位置でひとつ結びに。
(2)結んだ毛束を2つに分ける。片方を1/3程度で結び、結び目の上に隙間をつくり、毛束を下からくぐらせ“くるりんぱ”をつくる。これをさらにもう一段繰り返す。もう片方の毛束も同様にする。
(3)それぞれの毛束をゴム部分で丸めてアメピンで固定。ねじりが加わった毛束をまとめることで、まとめやすく立体的なお団子ヘアになる。
(4)両方の毛束をバランスよく留めたら、飛び出た毛先をあえてそのまま逃しておくのが、カジュアルに仕上げるコツ。まとめすぎるとおば見えに。

 暑い季節にぴったりな「お団子ヘア」。でも適当にまとめるだけだと生活感が出てしまうことも……。そんなときは“くるりんぱ”を活用すれば、1日中崩れにくいスタイルに。

「お団子ヘア」のやり方 撮影/矢島泰輔
「お団子ヘア」のやり方 撮影/矢島泰輔