他球団のファンからも同情の声

今回の判定については映像を見る限り、角度によっては入っているように見えますが確かに微妙な場面でした。しかし、リクエスト制度が導入された以上、その結果には一定の重みがあります。

 大澤アナの発言も深い意味や意図はなかったかもしれませんが、審判員も人間である以上、100%完璧な判定は不可能ですし、生活がかかっているという表現も事実。ただ、それを理由に判定ミスを容認することはファンにとってはできないでしょう」(スポーツ誌ライター)

 中日ファンの間では《こんな判定で勝敗が決まるのは納得できない》《川越も中日もかわいそすぎる》といった同情の声が多数上がっている。一方で、他球団のファンからも《明らかにホームランだった》《世紀の大誤審》といった声が聞かれ、判定への疑問は球団の枠を超えて広がっている。

 今回の件をきっかけに「NPBに意見送った」などの投稿も多い。NPBはファンの信頼を維持するためにも、審判制度の改善や判定技術向上に向けて何らかの対応を迫られることになりそうだ。