兄にもらった「アドバンテージ」
また、樹の“恩返し”の側面もあるという。
「SixTONESの田中樹として、ドラマやバラエティーなどで活躍するようになり“田中聖の弟”という肩書から“独り立ち”した今、今度は自分の持てる力を使って、兄弟の人気を引き上げたいのではないでしょうか」
どういうことか。
「樹さんは、Jr.として旧ジャニーズ事務所に入ったときは“田中聖の弟”として注目を浴びました。しかし、その後の聖さんの不祥事によって樹さんまで冷ややかな目で見られるようになったこともありました」
樹はこれについて、
《そんなハンデなんかより最初にもらったアドバンテージがよっぽどデカイ》(『Myojo』'20年9月号)
と振り返っている。
「まず、世の中に自分を知ってもらうということの重要性を痛感しているのでしょう。舞台で兄と共演をすることで、改めて家族のことを世間に浸透させたいのかもしれませんね」
田中家の活躍は“こっから”始まんだ!