「なんで韓国?」疑問の声

 かなり熱の入った番組構成のようだが、ネット上では疑問の声を持つ人が多数。そもそも、同番組は“日本最強の男性ボーカルを決定するオーディション”という名目でありながら、「韓国発のオーディション番組」であり「韓国で撮影」されている。

『現役歌王JAPAN』に参加する、西城秀樹の息子で歌手の木本慎之介(番組公式Xより)
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 こうした矛盾を感じた人たちからは、

《日本人たちのオーディションなのになんで韓国?ツッコミどころ満載》

《韓国のフォーマットで韓国でやるの意味わからん》

《韓国オーディションものはもううんざり……》

 など、ツッコミの声があがる事態に。

 実際、韓国オーディション番組を日本版にして放送する企画は乱立している。ボーイズグループのJO1やINI、ガールズグループのME:Iがデビューした『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)も、もともとは韓国で人気のサバイバルオーディション。また、世界中から集結したボーカリストがデビューを目指す『ミスタートロット ジャパン』(BSよしもと)も、韓国で社会現象を巻き起こした歌謡オーディション番組だ。さらに、韓国、日本、中国、タイ出身の30人でおこなうオーディション番組『B:MY BOYZ』(ABEMA)も、2025年に日韓同時配信が決定している。

 すでに食傷ぎみの韓国発オーディション番組だが、果たして『現役歌王JAPAN』から、また新たなスターは生まれるのだろうか――。