MLB事情に詳しいスポーツライターに話を聞くと、
「まず(故障者)リスト入りした選手ですが、試合中はグラウンドに立ち入れませんが、ベンチ入りすることは可能です。この試合でも、同様に(6月17日に“60日間IL”に移行)ダルビッシュ有投手(38)もパドレスベンチに入っていました。
そして佐々木投手ですが、ドジャースタジアムでこそベンチ内でチームメイトを応援していますが、遠征先では帯同せずにリハビリや練習をこなしています。今回も大谷投手の復帰戦だからこそ、勉強のためにベンチ入りを希望したのだと思います」
佐々木がベンチ入りしても枠はそのまま
そして佐々木もまた、右肩痛の改善が見られない場合「60日間IL」に移行する可能性が高いとも。
「リスト入り選手の代わりにマイナー契約の選手を補充することも可能ですし、佐々木投手がベンチ入りしたことで、試合出場が認められる28人のロースター枠が一つ埋まるわけでもありません。
ただ“メジャー契約”の40人枠は変更できず、佐々木投手がIL入り扱いになっている以上はマイナー選手のメジャー契約枠が一つ空かないのも事実。佐々木投手の場合、それこそ“1年間はマイナーに落とさない”との契約が盛り込まれている可能性もありますね」(前出・ライター)
大谷に山本由伸(26)、そして佐々木の日本人投手によるローテーションが見られるのは、まだ先になりそうだ。