
6月20日に国分太一に複数のコンプライアンス上の問題が発覚し、国分が芸能活動の無期限休止を発表。その後は同月25日にTOKIOが解散を発表し、7月2日には株式会社TOKIOが廃業を公表した。
TOKIO-BAの関係者から辛辣な声も
これにより、グループ名、会社名ともにTOKIOの屋号が消滅する形となる。さらに2022年から福島県白河郡西郷村で運営していた8万平方メートルの屋外施設、TOKIO-BAの閉園も決定した。
TOKIO-BAのオフィシャルウェブサイトでは、6月20日に《期間を定めず休止・休園することを決定したしました》と公表していた。しかし、次の告知では《株式会社TOKIOの廃業に伴い、TOKIO-BAの閉園と事業の終了、並びに株式会社TOKIO-BAは廃業することをご報告申し上げます》と記されている。
TOKIO-BAはGoogleマップの情報でもすでに“閉業”と記されている。2025年7月4日時点で143件のクチコミがあり、平均値は5段階評価で4.2と高い評価になっているが、これには“カラクリ”があると語るのはスポーツ紙記者だ。
「高評価のほとんどがTOKIOファンと思しき人たちによるものですね。《駐車場1000円、入場料500円を払って太一さんを見てきた》といった声もあり、タイミングが合えばTOKIOメンバーに会え、さらに一緒に作業体験ができるのが醍醐味の施設でしたが、基本的には何もない場所です」
そのためTOKIOファンではない一般来場者による“低評価”のクチコミの中には《行っても時間の無駄》《食品、惣菜類が高過ぎで手も足も出ない》《運営の出店者に対しての扱いが適当。キッチンカーやその他出店者へ一万円の出店料をとってなんのサポートもなし》と辛辣な声も並ぶ。
TOKIO-BAには自動販売機は設置されているものの、レストランなどの飲食施設はなく、トイレも仮設だった。これでは、観光スポットを期待して訪れた人は満足しないだろう。
さらに国分のスキャンダル発覚を受け、《入園してブラブラしてたら何もしないなら帰れと言われそう》といった“荒らし”クチコミもわずかに書き込まれていたが、現在は削除されている。
「『何もしないなら帰れ』は2018年に山口達也さんが未成年女性への強制わいせつ事件を起こして書類送検された際に明るみになった、山口さんが被害者女性に怒鳴ったとされるフレーズです。通常、TOKIO廃業といった大きなスキャンダルが起きた場合、ネットは“大荒れ”となるのですが、TOKIO-BAはその手の書き込みもちらほらと見られる程度なので知名度の低さを感じさせます」
なんとも悲しい終焉になってしまったようだ。