日本時間7月16日のオールスターゲームに出場する大谷翔平。ファン投票でリーグトップの票を獲得し、5年連続の出場となる。
史上最多の不法移民取り締まり
「二刀流を解禁した大谷選手ですが、オールスターゲームでは投手としては登板せず、DHでの出場になりそうです。
試合前に行われるレッドカーペットショーも注目です。2024年に大谷選手は真美子さんと2人で登場し、裏地に愛犬のデコピンのイラストが描かれたスーツを着ていたことも話題になりました。
ドジャースでチームメートの山本由伸投手と、大谷選手の花巻東高校の先輩であるエンゼルスの菊池雄星投手は試合には出場しませんが、関連イベントに参加する予定です」(スポーツ紙記者、以下同)

球宴も楽しみだが、来春に“侍”たちが世界一の座をかけて挑む戦いの日程も発表された。
「2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の試合日程の詳細が発表されました。日本は、3月6日に台湾と初戦を迎えます。順調に勝ち上がれば、アメリカ・マイアミで同18日に決勝。大谷選手の出場が見込まれており、連覇をかけての戦いになりますが、2024年のアメリカン・リーグMVPのアーロン・ジャッジ選手がアメリカ代表のキャプテンを務めるなど、ライバル国の布陣もかなり強力です」
世界が盛り上がるイベントが控える裏で、ロサンゼルスでは大きな問題が起きていた。
「1月に不法移民への厳しい取り締まりを掲げるトランプ政権が誕生。アメリカ移民税関捜査局(ICE)は、トランプ大統領が就任してから100日間で、6万6463人の不法滞在者を逮捕しました。6万5682人の外国人を強制送還し、史上最多の不法移民取り締まりを行ったと発表。こうした政策に対して、移民に寛容な“聖域都市”であるロサンゼルスでは市民による抗議運動が起こっています」(在米ジャーナリスト、以下同)
関税の引き上げなど、日本にも大きな影響を与えているが、この抗議運動と“日本”も無関係ではない。
「ロサンゼルスで起こっていた抗議デモ参加者の一部が暴徒化。6月10日から17日まで夜間外出禁止令が発令され、トランプ大統領の指示で州兵4000人と海兵隊700人が派遣されるなど、物々しい雰囲気になりました。
戦後に日系人が築いたアメリカ最大の日本人街であるロスの『リトルトーキョー』も飲食店から客足が遠のき、ホテルもキャンセルが相次ぐなど大きなダメージを受けています。ドジャースタジアム付近でもデモが起こり、日本人観光客が安全な場所にあるホテルへの変更を余儀なくされています」