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ー ギャルメディアで専属モデルを務めるりりぴ

 小学生ギャルでモデルのりりぴが、自身のInstagramを更新。11歳の誕生日を迎えたことを報告したが、そのド派手ショットが物議を醸した。

ギャルメディアで専属モデルを務めるりりぴ

「りりぴちゃんは、WEBメディア『KOGYARU』の専属モデルを務める小学生ギャルです。ギャルの中でも“姫ギャル”というジャンルで、コンセプトはプリンセス。お姫様のようなビジュアルが印象的です。お母さんは、ギャル系ファッション雑誌『姉ageha』などでモデルとして活動している寿リリカさん。親子でモデルを務めており、親世代だけではなく、子どもたちからも支持を集めています」(ファッション誌ライター、以下同)

 りりぴは、《はっぴーぷりぷりば一すで一!!! たくさんお祝いのメッセージありがとう〜》と誕生日を迎えたことに加え、ファンや家族への感謝のコメントを綴った。さらに投稿には、大量のピンク色の風船と「HAPPY BIRTHDAY」、「11」が形取られた風船を壁に飾りつけ、お祝いムードたっぷりの部屋が写った写真がアップされた。

「写真の中央には、大きな花束と誕生日ケーキを前に、両親とともに笑みを浮かべて座るりりぴちゃんの姿がありました。髪はピンク色の盛り髪で大きなティアラを着用。トレードマークの頬のリボンも付け、誕生日仕様にスタイルアップしていました」

 ネット上には派手さに対しての驚きとともに、小学生という年齢と大人びた姫ギャルスタイルのギャップに戸惑う声が散見された。

《メイクせずに可愛い存在でいられる時期って人生においてとても短くて貴重なのになぁと思ってしまう》
《今は子どもらしさを楽しんだほうが絶対いいと思うのになぁ》

 低年齢化する“ギャル”に親世代からの本音が漏れていた。

「『KOGYARU(コギャル)』は2023年4月からギャル雑誌『egg』の妹メディアとしてスタート。現在は、オフィシャルYouTubeは33万人、TikTokも22万人以上のフォロワーを誇り、小中学生女子からカリスマ的な存在となっています」

 1990年代後半から2000年代初頭にかけて流行ったコギャルやガングロ。当時のティーン世代が今は親世代となり、そのギャル文化が子どもへと受け継がれているのだ。

 しかし、そんな人気とは裏腹に、複雑な心境を抱く親世代は意外と多いという。

「ギャル文化は90年代当時、“汚ギャル”という言葉があったように清潔感とはかけ離れた印象がありました。メイクをしなくても子どもらしさあふれる10代前半の時期にもかかわらず、ギャルのような派手なスタイルをすることを不安視する親はいます。流行りとはいえど、子どもの好きなことをどこか素直に応援できないのが本音のようです」

 今しかない貴重な子ども時代を見守りたいのが親の心理なのかもしれない。