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ー 生まれた子の名前をめぐって家族内で紛糾

 8月13日、昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)で、元モーニング娘。でタレントの辻希美が現状を報告。8月8日に出産した第5子の名前について家族で相談していることを明かしたが、その内容が物議を醸している。

生まれた子の名前をめぐって家族内で紛糾

「辻さんは、同番組の水曜レギュラーとして出演。5月後半には産休に入り、一時出演をお休みしていました。今回、番組冒頭で辻さんが第5子を出産したことを報告し、出演者が祝福。さらに、番組中盤に設けられている『辻ちゃんニュース』のコーナーの中で、子どもの命名について親子の争いが勃発していることが紹介されました」(テレビ局関係者、以下同)

 番組では、辻の公式YouTubeチャンネル 『辻ちゃんネル』の動画を紹介。辻は「めちゃめちゃ悩んでいる」と心境を吐露しながらも、夫の杉浦太陽とともに、キラキラネーム寄りの名前を考えているとした。しかし、子どもたちと意見が割れているといい、キラキラネームを阻止されていることも告白したのだった。

 命名という重大なイベント。その内容を聞いた視聴者からは、厳しい声も上がった。

《親は呼ぶだけですが、その名前で生きて行かなきゃならないのは子供》
《キラキラネームってつけてる親は楽しいかもしれないがつけられた本人って嫌な人はかなりしんどいよ。そういう事も頭に入れてよく考えてほしいね》
《子ども達はキラキラネームに反対する理由があるんだと思う。自分たちが嫌な思いをしたから妹には同じ思いをさせたくないんじゃないかな》

 一生背負っていく名前の重みに苦言を呈する声が多数寄せられた。

 辻はこれまでにもうけた4人の子どもたちの名前にも、こだわりをもっていたと振り返るのは芸能ジャーナリストだ。

「インフルエンサーとしてデビューした長女の希空(のあ)ちゃんを筆頭に、青空(せいあ)君、昊空(そら)君、幸空(こあ)君と、すべて“空”にちなんで命名。希空ちゃんは、生まれたときの空の様子から“眩しい光が輝く希望に満ちた空”という意味を込めて名付けられるなど、それぞれ違う意味が込められているんです」

 親からの思いが込められた名前だが、フリガナを振らないと読めないというリスクもあるキラキラネーム。辻の子どもたちも例外ではないだろう。

「キラキラネームが増え始めたのは、1990年代後半から2000年代にかけて。2025年5月から改正戸籍法により、キラキラネームに対する制限が設けられるなど、社会問題にもなっています。辻さんのお子さんたちの名前も、命名のたびにバッシングが上がっていました。そんな名前を背負っている本人たちだからこそ、第5子のキラキラネームに反対しているのかもしれません」

 家族みんなが納得する名前にできるのか。今後の報告を待ちたい。