あの“靴職人”の再来か――

 しかし、事業のために親のネームバリューにすがったようにも見える公表の経緯に対して、ネット上では疑問の声が相次いだ。

《七光りと言われるのが嫌だったら、出自をぼやかしてただの「蘭丸」のまま行けば良かったのでは?》
《今コメンテーターのようなことができるのだって両親のネームバリューがあってこそでしょう》

 実際、岸谷は今年4月3日、『Nスタ』(TBS系)でコメンテーターとして地上波に初出演。それ以降も複数回出演しているが、これは明らかに出自公表後の展開。「個人として見てほしい」と言いながらも、結果的に両親の知名度を活用する形になっていることに、多くの人がモヤモヤした感情を抱いているようだ。

 さらに、今回の過激な物言いの様子について、元横綱・貴乃花光司氏とフリーアナウンサーの河野景子の長男、花田優一との共通点を指摘する人も。

《岸谷蘭丸?って花田優一みたいになる気がする》
《花田優一さん以来のワクワクする2世の岸谷蘭丸さんです!》

 など、あの“靴職人”の再来と見る向きもあるようだ。

「花田さんは2020年の『中居正広の金スマSP』で、放送作家の野々村友紀子さんについて“野々村さんがテレビで『靴作れ!』って言っているのを『うるせーな、このおばさん』って思って見ていました”と発言。“絵を描くヒマがあったら靴作れとか言うおバカがいるけど”と毒舌全開で、“僕、コメンテーターの人そもそも大嫌いなんです”と言い放っていました」

 岸谷の今回の米山議員への対応は、まさにこの花田の反発的な姿勢を思わせる。岸谷は30代前半での政治家転身も視野に入れているというが、こうした場外乱闘が続けば、花田の二の舞になりかねないかも……?