2025年3月、“黒のカリスマ”こと蝶野正洋とのツーショットを投稿した三浦大輔監督(インスタグラムより)
2025年3月、“黒のカリスマ”こと蝶野正洋とのツーショットを投稿した三浦大輔監督(インスタグラムより)
【写真】三浦監督が投稿した“ヒールのカリスマ”と笑顔のツーショット

「確かに登録抹消のタイミングは不可解に思えました」とは、在京球団を取材するスポーツライター。

 各チームの先発ローテーションは中5、6日で回すことが多く、藤浪も中日戦から6日を空けて24日のイースタン、ロッテ戦に登板している。本来ならば同日の1軍戦、読売ジャイアンツとの試合が“順番”のはずだった。

「しかも藤浪の抹消が発表されたのは、中日戦から4日経った21日のこと。当初から決定していたのならば即座に抹消するのが通常だけに怪我、もしくは何らかのアクシデントが起きたと思いました。

 ところが三浦大輔監督(51)は“怪我ではない。ローテーションの関係”と話すのみ。1度抹消すると1軍再登録までに10日間を要しますが、イースタンで6回途中まで投げられるのならば巨人戦、もしくは26日からの阪神戦にスライド登板することも可能だったはず」(前出・ライター)

藤浪を中日戦にぶつけるのは偶然か

 首位の阪神タイガースとは15.5ゲーム差(8月26日時点)と現実的ではないが、2位の巨人とは2.5ゲーム差と十分に逆転をねらえる位置にいるDeNA。もかかわらず藤浪を上位ではなく、再登録可能になる10日後の5位、中日戦にぶつけるのは偶然だろうか。

《ベイスターズさんは何故普通にやっても大概勝てる中日相手に藤浪当てるん? 圧倒的に負け越してる阪神巨人戦とかに当てて抗いに行くのが普通じゃない??》
《DeNAさぁ 阪神とか巨人のファンとかフロントに日和ってドラゴンズに藤浪当てるの本当に辞めてほしい》

 この不可解な“ローテーション”は、SNS上で巨人や阪神への“忖度”を疑われる事態も招いている。一方、こんな意見も。

《藤浪のことよく知らないけど、ノーコンが理由でつまらない試合になるのはちょっと…。DeNA側も中日側もお金払って観に行くファンのこと考えて欲しいよな》

 野球人気の低迷が囁かれる昨今、球場に足を運んでくれるファンのためにも両軍には全力のプロの試合を見せてほしい。