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ー SUPE REIGHT・横山裕の壮絶人生

 

 8月30日から31日にかけて放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)でチャリティーランナーを務めた『SUPE REIGHT』の横山裕。

 旧ジャニーズ事務所の所属タレントがマラソンランナーを務めるのは2014年の『TOKIO』の城島茂以来、11年ぶりとなる。さらに44歳の横山は当時43歳だった城島を超える最年長ランナーとなり、城島の101キロを超える距離を走る。

SUPE REIGHT・横山裕の壮絶人生

 番組では横山の複雑な生い立ちも紹介されたが、ネット上では驚きの声があがっている。

《昔から知ってるけど横山くんがこんなに壮絶な人生を送っていたなんて知らなかった

《横山裕くん……苦労人だとは知っていたけど、こんなにも壮絶な人生だったとは知らなかった。幸せになって欲しいです》
《あんなに壮絶な人生だったとは…知らなかったな無理はせずに頑張ってほしい》

 横山の波乱万丈の人生は一部のファンにとってはおなじみのものだったが、『24時間テレビ』を通して広く知られるようになった。

「横山さんは3歳で両親の離婚を経験。そのため実の父親の顔は覚えていないそうです。5歳で母親が再婚し、2人の弟が生まれます。しかし、義父とは折り合いが悪く、一時期は祖父母の家に身を寄せていました。中学3年生の時に旧ジャニーズ事務所のオーディションに合格します」(スポーツ紙記者)

 中学卒業後は「2人の弟を養いたい」という思いから高校へは進学せず、建設会社へ就職。並行して芸能活動を続けた。

「横山さんはテレビ局などの現場には作業着であるニッカポッカ姿で現れることもあったそうです。23歳でCDデビュー後に、母親が病気にかかり実家の収入が激減。そのため2人の弟さんはやむを得ず、児童養護施設に入っていた時期もありました。

 さらに横山さんが29歳の時に母親が50歳の若さで急死。このショックから上の弟さんが記憶喪失となってしまいます。横山さんは兄弟3人で生活をはじめ、弟さんは2年後に記憶を取り戻しました」

 現在、横山の2人の弟はともに自立している。まさに“父親代わり”となって家族を支えてきた。

 普段見せる、気丈で明るいキャラクターからは想像もつかない壮絶な人生を送ってきた横山の“走り”は多くの視聴者を感動させ、勇気づけるものとなったに違いない。