実況アナウンサーうるさすぎ
ネット上にはこんな苦言が。
《24Hのマラソンの最後の実況アナウンサーうるさすぎ》
《横山くんが上を向いた時の「天を仰ぎました!天国のお母さんに挨拶してるのでしょうか!」みたいな実況最悪すぎて引いた》
《横山くんの頑張りを台無しにする実況いらないから。なんなら悪口に聞こえる》
《お涙頂戴も度が過ぎると鼻についちゃう》
「日テレは箱根駅伝や高校サッカー選手権などの中継を行います。ただ、それ以外に普段からスポーツ中継が多いかというと、最近はそれほどではない。中継するのが大きなイベントということもありますが、機会が少ないためか、すごく“過剰”になりがち。それほどすごい場面ではないのに、アナウンサーが声を張り上げすぎたり」(前出・番組制作関係者、以下同)
特に“日テレ”らしいのは、過剰なまでの“お涙頂戴”系。
「深く取材することは素晴らしいですが、選手個人のプライベートなどを掘り下げすぎ。言い方は悪いですが、“不幸”は大好物といえる。駅伝や高校サッカーで頑張る選手に対し、家族や恩師が亡くなったことを持ち出し、“亡くなった◯◯さんが、きっと天国で見ています!”といった実況はお約束。
そんなことを繰り返しまくし立てるような実況は、日テレのスポーツ中継の“あるある”で、今回はそれが『24時間テレビ』で表れた。横山さんの生い立ちがハマったために、例年以上に出ていた印象です」
『24時間テレビ』の企画なので、当然ながらマラソンは長時間。日テレのアナウンサーも時間帯ごとに交代しながら実況を担当した。
「同局の大ベテランといえる羽鳥慎一さんも“うるさい”と不評でした。そんな実況が伝統的に伝わる日テレですが、唯一、伊藤遼アナだけは一部で非常に好評でしたね。SUPER EIGHTの楽曲の歌詞を引用した実況をしたり、グループ名をたびたび称呼したりしていたので、横山さんファンやSUPER EIGHTファンが非常に喜んでいる印象です。しかしながら、ファン以外から見たらそれも過剰、やりすぎといえるかもしれませんが……」
『負けないで』がなくても、アナウンサーの過剰な説明がなくても、限界に近いまでに走る姿、それこそが感動を呼ぶはずなのだが。