9月11日、59歳の誕生日を迎えられた紀子さま。長男である悠仁さまの成年式と関連行事が10日にひと段落し、例年よりも晴れやかな気持ちで当日を迎えられたことだろう。
悠仁さまの意外な一面
誕生日に際してお気持ちを綴られた文書が公開され、冒頭では
《成年式と関連する諸行事を終えることができましたことに安堵しております》
と心境を明かされた。
「成年式は当日の儀式にとどまらず、親族間の私的な『内宴』や、国の要人らを招いた『午餐』など、悠仁さまが成年となったことを報告するための場がいくつも設けられました。こうした行事の準備を秋篠宮ご夫妻は主体となって進められていたのです。
日頃、多くの公務をこなす紀子さまも、この夏はお出ましを控えられていた印象。“息子の晴れ舞台をできるだけよいものに”という使命感を抱き、準備に奔走されていたのだと拝察いたします」(皇室ジャーナリスト)
公開された文書回答では、この春に大学生となられた悠仁さまの私生活についても触れ、
《ときにはこちらの畑で育てた野菜を自炊するためにつくばへ持っていくこともあり、東京とつくばでの生活をそれぞれ工夫している姿に成長を感じてもいます》
と、自立した青年としての日常が綴られた。
「悠仁さまはお住まいから車や電車を用いて通学する方法と、大学付近に借りた賃貸から通学する方法を組み合わせて、大学へと通われています。悠仁さまが週にどれほどご自宅に帰られているか、定かではありませんが、“自炊をするために野菜をつくばへ持っていく”ということは、かなりの割合でつくばに滞在されているのかもしれません。
一人暮らしのお住まいでは自炊だけでなく、掃除や洗濯なども自分でされているのでしょう。ときには自宅に大学のご友人を招き、料理を振る舞われるということもあるのではないでしょうか」
“料理男子”という意外な一面が明かされた悠仁さま。これは祖母である美智子さまの影響もあるのではないか。
「美智子さまはお子さま方がまだ小さかった頃、お住まいにご自分用のキッチンを構え、そこでキャロットラペや薩摩汁、フルーツポンチなどの家庭的な料理を作られていました。ご家族に料理を振舞われるだけでなく、ご自身の長女である黒田清子さんには“結婚後、皇室を出てから困ることがないように”と料理を教えられていたといいます」
一方の紀子さまも時間が許す限り、高校時代の悠仁さまのお弁当を自ら作られていたという。
「お弁当には家庭菜園で育てた大根の葉っぱを炒め物にして入れるなど、そのメニューはかなり庶民的。悠仁さまも、祖母や母が作る“ごく普通の家庭の味”に慣れ親しんでいるからこそ、ひとり暮らしをしているお住まいで、自炊をする習慣を身につけられたのかもしれません」
悠仁さまの成年式に際して行われた食事会の費用は億越えとも囁かれている。その一方で、普段は質素倹約の姿勢を貫き、自炊生活を送られているようだーー。