テレビ出演にグラビア中川安奈の快進撃
「元NHKアナウンサーの中川安奈ですよ。退局後はホリプロスポーツ文化事業部に所属し、露出を広げています。テレビのバラエティー番組にも出演するし、先日は、『週プレ』で初グラビアを飾りました。売り上げもすさまじく、通常号より2~3割増しだったそうですよ」
と男性週刊誌デスクは興奮気味に伝える。さらに興奮度を上げて、
「インスタがあざといんです。フォロワーも15万近くで、渡邊渚の43万人の足元にも及びませんが、日々増加中ですよ。美脚を惜しげなくさらしたり、コンシャス系の服もいいし、へそ出しもいとわない。カメラ目線の目を見ていると、なんか自分だけを見つめてくれているような気分になるんです」
と、すっかり妄想モードだ。しかし彼女の突飛な言動には「何がしたいの?」との声が多く、女性には共感が得られないという報道も多数。
局アナを経て独立し、メディア業界で活躍する女性アナウンサーは多い。
「有働由美子や膳場貴子のように、フリーアナウンサーやフリーキャスターとして生きる道がありますが、それとは別路線が渡邊渚や中川安奈。少し先を生きるのが、38歳の田中みな実です。田中は独立した直後から、アナウンサーにこだわらず何でもやるのがフリーという存在、というような立場を鮮明にし、写真集を出したり、俳優としてドラマに出演したり、美容関係の商品開発をしたり、自由にやっている。枠にはまらない、魅力的な生き方ですよね。田中みな実路線でファンを楽しませてほしいのですが、渡邊渚や中川安奈には無理かもしれませんね」
視聴率やフォロワー数など、デジタルの数字も活動の支えになる芸能界。
田中の後、久しぶりに人気アイコンとして登場した渡邊は今、多少の失速を味わい、後ろから中川という新たな魅力に追い上げられているが、落ち込むことはない。田中のような図太いあざとさをまうことが、エンタメ業界を渡り続ける必須だ。