ロバーツ監督も「まるで別人」

 佐々木は崩壊したブルペンを支えるべく、2点リードで迎えた7回にリリーフで登場。佐々木にとって、日米通じてキャリア初となるリリーフ登板となった。結果、1回無安打無失点、2奪三振と好投し、最速160.6キロを計測。好調ぶりをアピールした。

「ドジャース内でもブルペン陣が危機的状況にあるなか、今回の佐々木投手の活躍は、デーブ・ロバーツ監督も絶賛していました。監督は《まるで別人だった》《彼に賭けることに自信を持っている》と期待を込めた言葉を送っています。米スポーツ専門局『FOXスポーツ』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏も《プレーオフのXファクターを見つけた》とコメントしており、今後、佐々木投手への注目度が高まることが予想されます」(前出・スポーツライター)

リリーフ登板後、インタビューを受ける佐々木朗希投手(ドジャース・ネーション公式YouTubeより)
リリーフ登板後、インタビューを受ける佐々木朗希投手(ドジャース・ネーション公式YouTubeより)
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 佐々木のメジャー復帰とリリーフ登板での活躍に、日本のSNSでは、

《自信に満ちた投球を披露する佐々木投手をようやく見れた!》

《こんな姿が見たかったんだよ》

《佐々木が見事に復活してめちゃくちゃ嬉しい》

《ピッチングフォームも躍動感があっていいね!》

 など、喜びの声が上がっている。

 佐々木はメジャー移籍後まもなく、右肩のインピンジメント症候群と診断され、負傷者リストに登録された。復帰後もなかなか結果が出ず、“期待外れ”と称されることもあったが、一転して“救世主”に。果たして、ポストシーズンでも活躍を見せることはできるか。