酷評された『スオミの話をしよう』
《演劇ベースの演出と滑りギャグ 三谷幸喜の悪い面ばっかり出てる気がする》
《有名どころの俳優連ねた割に、掴み所の無い退屈なストーリーが初回1時間半も 眠たいし我慢出来ないくらいのイライラ感で、途中脱落》
《三谷幸喜脚本のドラマ、どう見ていいかわからない…。継続して視聴するかは…》
《二階堂ちゃんが綺麗だったしか感想がない。三谷幸喜これでええんか?》
三谷脚本による豪華キャストといえば'24年公開の映画『スオミの話をしよう』が記憶に新しい。主演は長澤まさみ。その元夫役に、西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆。現夫役は坂東彌十郎とこれまた豪華。
「興行収入は17・7億円と豪華キャストの三谷作品としては振るわず。レビューサイトでも5点満点で2点台、“まるで笑えないコメディー、陳腐でしかないミステリー”などと酷評されました」
期待された初回放送は、テレビ番組の視聴率をリアルタイムで確認できるサービス『ティーバルナウ』では、放送序盤から4%台となった。
「常に『報道ステーション』(テレビ朝日系)、『上田と女が吠える夜SP』(日本テレビ系)の後塵を拝し、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)と3位を争う位置となっていましたね。もちろんリアルタイムで視聴する人が少なくなっているご時世ではありますが、期待のドラマの第1話としてこの数字は寂しい」
もちろん今回のドラマも初回放送時にトレンド入りするなど、称賛の声もある。
「Xではハッシュタグで“もしがく”が多数見られました。ただ、これは公式が放送前から使っていて。本来、略称などは視聴者の側から自然発生するものでしょう。しかし、制作側が自分たちで作っているあたりに寒さを感じる人も少なくない」
豪華キャストをただの客寄せパンダにするか、輝かせるか、その手腕が問われる……。