伊東市長選前に図書館建設を「無駄使い」とアピールする田久保真紀氏(同氏のインスタグラムより)
伊東市長選前に図書館建設を「無駄使い」とアピールする田久保真紀氏(同氏のインスタグラムより)
【写真】「圧がすごい」田久保市長の呆れた“イジワル”投稿

「これだけ全国から批判を受けている田久保市長です。今回のアンケートはもちろん、選挙運動でも表立って“私は田久保市長を支持します”と叫ぶ候補者はいませんよ。しかし、メガソーラー計画に限っては田久保市長と同様、“反対派”の候補者が多数を締めているといいます。

 ここに“勝機あり”とばかりに伊東市のみならず、他の地方でも計画されているメガソーラー建設問題を訴えてアピールしている田久保市長。選挙運動では触れずとも、秘密裏に口説かれた“隠れ田久保派”が紛れている可能性もゼロではない」(前出・記者、以下同)

市民に与えられた猶予は7日間

 もしも候補予定者30人のうちに“隠れ田久保派”が潜んだとして、頭を悩ませるのは投票権を持つ伊東市民だ。しかも今回は地方選挙だけに、公示から投開票までの選挙期間はわずか「7日間」。市民に与えられた選別猶予は7日間しかない。

「衆院選は12日間、先の参院選は17日間と長期の選挙期間が設けられた国政選挙に比べて、市長選や市議選で定められているのは7日間。伊東市議選の候補者は30人と見られますが、2023年の統一地方選で、東京都の大田区では定数50名のところ82名が立候補する大混戦にもなっています。

 大変なのは有権者です。土日祝日も含めた7日間で全候補者を知る、“隠れ田久保派”かどうかを選別するのは難しく、それこそ学歴が事実かもわからずに聞こえのいい公約に流されて投票してしまうかもしれない。伊東市民にとって気が抜けない7日間になりそうですね」

 最初に潔く認めて謝罪していれば、まだ“田久保派”市民も残っていただろうが。