
またもや自民党のベテラン議員から“トンデモ発言”が飛び出した。
10月12日に船田元議員(71)が自身のFacebookで、13日に公式HPにて、自公連立が解消された事案に触れて、
【高市総裁に一度退いていただき、早急に総裁選挙をやり直して、新しい総裁のもとで、連立の枠組みをはじめとした政権構想の立て直しを模索すべきだ】
自民党議員・党員の投票によって高市早苗氏(64)が選出された、民主主義に則って実施された自民党総裁選を「やり直せ」と言い出したのだ。
当然、各方面から批判を浴びた船田氏は14日、報道陣に囲まれるとバツが悪そうに「ちょっと言葉が足りず、誤解を与えたかもしれない」と釈明。あくまでも「究極の選択として」と補足しつつも、「石破続投」を一案とする持論は崩さなかった。
元衆議院議員の曽祖父・元田肇さんからなる議員一家に育ち、1979年の衆院選で25歳で初当選。その後は14回にわたって、栃木1区の民意によって選ばれている船田氏。先の総裁選では、茂木敏充氏(70)の選挙対策本部最高顧問に就くも“敗戦”している。
そんな“恨みつらみ”もあったのか、それとも公明党とよほど親しい関係にあったのか、“新生自民”の新たな舵取りを始めた高市新体制に、同じ自民議員ながら“ケチ”をつけたのだ。ところが、この船田発言が拡散されると、
船田って政界失楽園の人か
《あー船田って政界失楽園の人?何?まだ政治家やってたの?》
《船田元って久しぶりに名前を聞いたんだが、政界失楽園の人か》
《この御仁も晩節を汚す事になったね。 あっ、政界失楽園で既にドロドロだったな》
SNSユーザーが思い出すのは、政治家としての実績や経歴よりも「政界失楽園の人」。
1996年、元NHKアナウンサーで参議院議員だった畑恵氏(63)との交際が発覚。当時の船田氏には妻子がいたことから、後に映画、ドラマで実写化された渡辺淳一さんの恋愛小説『失楽園』を例えて、“政界失楽園”として騒がれることに。