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ー 堤真一の「格が違う」演技
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ー 「国宝キターーー」大喜利祭り

 

 高石あかりが主演を務める朝ドラ『ばけばけ』(NHK)。10月17日の第15回放送で、堤真一演じる雨清水傳が亡くなるシーンが描かれた。

堤真一の「格が違う」演技

 第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」では、トキ(高石)と銀次郎(寛一郎)との新婚生活がスタート。貧しいながらも幸せな日々を送っていたが、トキの働く機織り工場は景気の悪化で資金難に直面し、社長である傳が倒れる事態となった。トキは傳の看病を買って出ると、仕事と看病の両立に奮闘。そのなかで婿・銀次郎は、実はトキが雨清水家の子どもであるという“松野家の秘密”を知ってしまう。さらには、雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)も両親の会話を聞いてトキの出生を知ることとなった。

 トキの献身的な看病もあり、傳は徐々に回復。しかし、久しぶりに工場に出向いた傳が目撃したのは、検番の平井(足立智充)が失敗の続くせん(安達木乃)に手を挙げている場面だった。そして、容体が急変した傳は、その場に倒れ込んでしまう。傳に事態の説明を求められた三之丞だったが、これまでの自身に対する扱いや、トキばかり気にかける両親への思いが爆発し、トキが雨清水家の子であることを明かしてしまった。

 三之丞の告白に、トキは冷静に「知っちょります」と答え、松野家の娘ではなく雨清水家の娘であることに気づいていたと明かした。それを聞いた傳は、改めて松野家の子だと伝え、そのまま息を引き取った。

「放送終了後、SNSでは早すぎる傳の退場に驚く声もあり、早くも“傳ロス”が広がっています。また、松野家との約束を果たすために最期まで秘密を貫き通すシーンや、トキが自身の出生について知っていると明かしたときに見せた表情など、傳役・堤さんの演技に《格が違う》《傳を演じたのが堤真一で良かった》といった声も上がっています」(テレビ誌ライター)