「捜査するべき」学校にも追及の声
被害生徒は会見で、「学校の対応が不誠実で退学せざるを得なかったが、今も悔しさを感じている。同じような思いをする人が二度と出ないような学校になってほしい」とコメント。一方、関西高校は、いじめによって生徒が退学し和解が成立したことは事実としながらも、詳しい明言は避けている。
いじめ行為の当事者とされる一部生徒は停学処分を受けたというが、ネット上では、
《なんで被害者側が去らなきゃいけないの?加害者が除籍でいいでしょ》
《犯罪じゃん、傷害事件として捜査するべき》
《隠蔽するなら廃部にしてください》
《被害者の自主退学が「学校側にとって最も都合のよい解決」だったんでしょ。逃げざるを得ない状況だったんだろうな…》
などの声が。
「広陵高校の問題が大きく取り上げられたように、関西高校のいじめについても、学校や高野連に対して世間から懐疑的な意見が多数寄せられています。学校側に記者会見を開くよう望む声も多く、和解したからといって“一件落着”とすることはまず受け入れられないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
ネット上では、ここから“芋づる式”に問題が発覚していくのでは、と予見する声も。どのような背景があっても、いじめ行為は許されるものではない。