声高に復帰をアピールしたものの、今後は、どのような活動をしていくのだろうか。現役時の彼女を評価するメディア研究家の衣輪晋一氏に聞いてみると、
「もし小島さんがテレビに出演したいと考えているのでしたら、非常に難しいでしょう。特に、ホリプロを退社したことは大きく影響すると考えます。ホリプロは、各テレビ局と良好な関係を保っています。テレビ局は、付き合いがある事務所のタレントを優先して起用すると考えられるため、彼女は不利な状況といえるでしょうね」
小島の過去の不祥事も影響しているという。
「2020年8月、人気マンガ『キングダム』の作者である原泰久氏が、離婚前に小島さんと交際していたという疑惑が報じられました。それがいまだに尾を引いているようです。原氏と元ご家族、仕事関係者や視聴者にも不快な思いをさせてしまったと、最初に謝罪する場を設けることが、復帰への近道になると考えます」(衣輪氏)
中国茶葉の輸入ビジネス
テレビへの復帰はハードルが高そうだが、彼女が目論んでいるのは、“中国”を軸としたビジネスのようだ。
「夫の影響も受けたのでしょう。最近、中国の雲南省に出向いたそうです。雲南省はお茶の一大産地といわれています。現地ではお茶の研究をしている教授のもとで、茶葉について勉強したんだとか。いずれは、中国茶葉を輸入して、日本国内で販売するビジネスなどを考えているようです。小島さんほどの知名度があれば、自らが広告塔としてWebメディアなどに出演すれば、宣伝効果は抜群ですからね」(芸能プロ関係者)
愛するわが子のためにも、ビジネスで“こじるり無双”を確立できるか─。
きぬわ・しんいち メディア研究家。雑誌『TVガイド』やニュースサイト『ORICON NEWS』など多くのメディアで執筆するほか、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中