1位はクセが強い?
そして18票を獲得して1位に選ばれたのは、六角精児(63歳)。
「『相棒』『電車男』『名古屋行き最終列車』、どの作品でも味のある演技を見せてくれた」(愛知県・女性・47歳)「この人が出ているだけで作品全体が引き締まる感じがするのでやはり魅力があるのだと思う。主要キャラを食うことなく、生かす演技ができる人」(東京都・男性・50歳)
「クセが強いけど、六角さんが出ていると、なんとなく彼の演技を意識してしまう」(三重県・女性・34歳)
個性派俳優として人気の六角。アンケートでは、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で演じた鑑識課の米沢守が印象に残っているとの声が多かった。
「ドラマ『電車男』(フジテレビ系)で演じたオタク役で注目を集めました。作中、壊れたパソコンを自力で直したり、『相棒』でもパソコンを使いこなす役を演じていますが、実は本人、まったくわからないそうで、ネット接続の設定すらできない、と明かしていました」(前出・記者)
俳優として評価されている今からは想像できないが、六角自身は中学生のころ、芝居が好きではなかったという。
ここ何年かで注目されるようになった、脇を固める役者たち。主演を食うほどの演技で、これからもいろいろな作品で楽しませてほしい。
<取材・文/蒔田 稔>
  
    










