11月17日午前、愛子さまは初の海外公式訪問先であるラオスに向けてご出発。成年皇族として、また新たな一歩を踏み出された。
「今年は日本とラオスの外交関係樹立70周年の節目に当たります。これに際し、愛子さまは国家主席への表敬訪問や晩餐会に出席するなど、両国間の親善のための行事に臨むご予定です。そのほかにも、不発弾被害の啓発拠点や、小児病院にも足を運ばれる予定で、5日間の滞在でさまざまな予定が組まれています」(皇室ジャーナリスト、以下同)
青×白の上品スタイル
はじめての海外訪問だが、17日、愛子さまは緊張を感じさせないリラックスした面持ちで羽田空港を発たれた。
「この日の愛子さまは薄いブルーのスーツをお召しになっていました。ジャケットは襟や袖のふちに白のラインが入ったとてもさわやかで上品なデザイン。スカートはジャケットと同じブルーの生地で仕立てられた、くるぶし丈のものでした。
ブルーを基調にところどころに取り入れられた白の差し色がとてもフレッシュで、清潔感が漂うとともに、愛子さまの柔らかさや上品さが引き立っていた印象です」
この愛子さまのお姿が、母である雅子さまの面影を醸しだしているという。
「雅子さまが結婚後、はじめて海外公式訪問に臨まれたのは1994年、サウジアラビアやカタールなど中東の4か国へ足を運ばれた時のことです。元外交官の雅子さまは羽田空港を発たれる際も愛子さま同様、自信に満ちた晴れやかな面持ちでいらっしゃいました」
雅子さまとの共通点はご表情以外にも表れている。
「雅子さまが中東を訪問された際、羽田空港を出発された愛子さまと同様、ブルーを基調に白を差し色に用いたコーディネートを2度もお召しになっていたのです。愛子さまは普段から差し色に白を用いられることがよくあります。
この青×白のさわやかで上品なスタイルは、きちんと感を出しつつも固くなりすぎないコーディネートを意識される雅子さまから受けられた影響ではないでしょうか。そして、初の海外公式訪問という重要な公務へ臨まれるにあたり、お母さま流のスタイルを無意識的に選ばれたのかもしれません」
お母さまは元外交官、お父さまはオックスフォード大学への留学の経験がおありと、ご両親共に国際派。そんなおふたりの愛娘である愛子さまもまた、英語が堪能でいらっしゃる。
青×白の清らかな装いで踏み出した第一歩は、国際の場で愛子さまがその資質をさらに花開かせていく幕開けとなるだろう。
















