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ー 元球児の水上恒司

 11月19日、俳優の水上恒司が年上女性との交際を『NEWSポストセブン』で報じられた。記者の直撃に対し、水上は「お付き合いしています」と堂々と答えたとされ、その対応が称賛を集めている。

元球児の水上恒司

 X上では、《お相手が年上女性という中学聖日記のイメージのままなのはこちらとしては大変ありがたいです》《隠さずに堂々としてるのカッコよすぎ》と祝福の声が相次いだ。

 水上は2018年放送のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で俳優デビューを果たしている。

「水上さんは同作で中学三年生の生徒・黒岩晶を演じました。晶は有村架純さんが演じる年上女性教師の末永聖に告白をします。作品では教師と生徒の禁断の恋愛が描かれていますが、晶の一途な思いが感動を呼びました。水上さんは甲子園を目指した元球児でもあり、実直なイメージのある人物。通常、イケメン俳優の熱愛発覚は“ファンへの裏切り”にあたるものですが、水上さんが持つキャラクターやイメージが、通常とは異なるネットの反応を生み出しているのかもしれません」(スポーツ紙記者、以下同)

 水上は『中学聖日記』で『ザテレビジョン』(KADOKAWA)主催のドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞し、注目を集めた。2020年には『ViVi』(講談社)の企画“国宝級イケメンランキング”NEXT部門で1位となり、次世代の注目俳優の筆頭格としての地位を固めている。

 2021年には所属事務所との契約をめぐり仮処分を申し立てていると語るのは芸能プロ関係者だ。

「最終的には2023年3月末の契約満了まで活動を継続し、更新しないことで和解。芸名を岡田健史から現在の名前にあらため、新たな道を歩み始めています。事務所との契約トラブルも一般的にはドロドロとしたものになりがちですが、しっかりと自分の意志を貫いた水上さんの姿勢を評価する声もあります」

 その後の活躍を見ると、水上の判断は好意的に評価された側面がある。

「2023年公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で福原遥さんとダブル主演。作品は興行収入40億円を超える大ヒットとなり、第47回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞も受賞しています。同年にはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で趣里さん演じるヒロイン・花田鈴子の内縁の夫となる村山愛助を好演しました」

 今回、デビュー作で残した強烈なイメージそのままの熱愛模様を見せた水上。堂々とした交際宣言は、若手俳優の中でも異彩を放つ対応として、注目を集めそうだ。