維新の身を切る改革と逆行

「維新は自維連立の際に“身を切る改革”として、議員定数の削減を絶対要件としていました。しかし今回報道された歳費の引き上げは、身を切る改革とは逆行していると言わざるを得ません」(前出・政治ジャーナリスト)

 物価高は続いていて、景気回復の兆しも見えない現在。多くの国民が疲弊している中でもたらされた国会議員の報酬引き上げ報道に、ネット上では

「歳費アップは国民の生活が明らかに豊かになってからだろ。順番が逆なんだよ」「結局減税もせずに歳費は上げるの?国民の状況わかってんのか」「高市政権マジでふざけんな」

 と批判の声が相次いでいる。

 もちろん《きちんと仕事してくれるならアップでも構わない》という声もあるが、現状国民の暮らしは豊かになってはいない。やはり、きちんと目に見える成果を出してから報酬を上げるのが筋だと思うのだが――。