国民から賛辞の声

 国内からも高市首相の発言には賛否さまざまある中、はっきりと首相の肩を持つ発言をした麻生氏に、国民からは「よくぞ言ってくれた!これぞ麻生太郎だよね」「カリカリしてる中国に対して、この余裕の発言は麻生さんにしかできないな」「この人は発言が一貫してブレないのがいい」

 といった声が上がっている。

 ちなみに高市首相は中央アジア5カ国との首脳会合を、12月20日に東京都で初開催する方向で調整中だ。

「これにも麻生氏は、2日に国内で開いた総会で“国際社会の中央アジアへの関心は高まっている。首脳会合の成功は外交上、極めて重要だ”と意見を述べています。ここ半年ほどの間にロシアや中国、アメリカが中央アジア諸国と首脳会談をしていることにも言及し、中央アジアとの関係深化を強く後押しする方針を打ち出していました」(前出・中央紙政治部記者)

 10月の総裁選で高市首相の勝利に多大な貢献をしたとされる麻生氏。11月19日には講演の場で「(高市内閣を)生んだ以上は育てねばいかん」と発言していたが、言葉のとおり高市首相を全面的にバックアップしている様子がうかがえる。高市首相の強気の発言も、バックに麻生氏がいるからこそかもしれない。