12月17日、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の人気企画『名探偵津田』の第4話が放送され、考察合戦に発展するなど話題を集めている。
企画の正式名称は「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」。番組の収録中に殺人事件が発生。『ダイアン』津田篤宏が無理やり探偵役をやらされるはめになり、事件を解決するまでロケを終えることはできない……という内容だ。
ゲリラ的に一般開放イベントを行うことも検討
第4話では「電気イスゲーム」の収録中に、劇団ひとりが“死亡”。対戦相手だった津田が事件解決のために立ち上がり、群馬県館林にある劇団ひとりの実家(という設定)に向かったことで、「電気じかけの罠と100年の祈り」の幕が開くというもの。
番組内では群馬県館林ということしか明かされていないものの、予告の映像が公開されると外観や周囲の建物から、メインのロケ地が「旧秋元別邸」であることが即特定されることに。
明治末期に建てられた建物で、秋元興朝(おきとも)とその子春朝(はるとも)が別邸として使用した旧館林藩主秋元家に係わりの深い館林を代表する名所だ。
「つつじが岡第二公園」の敷地内あるため、公園部分は24時間出入りすることが可能。しかしロケでも使用された別邸の内部に関しては、通常一般公開はしておらず、イベント時のみ開放している。
そこで管理する「つつじが岡公園」総合管理事務所に、放送の反響や今後の一般公開日について聞いた。
「まだ放送された直後ということもあり、電話やメールでの問い合わせは来ていません。ただSNSで反響があることは把握しております」(担当者、以下同)
ロケ地として使用された別邸の一般開放については、
「来年度の事業になるのでまだ確定ではありませんが、来年6月に公園内で開催される『たてばやし花菖蒲まつり』に合わせて一般開放をする予定です。また今回の反響次第では、ゲリラ的に一般開放イベントを行うことも検討しています。その際は観光協会の公式サイトやSNSで告知いたしますので、チェックしてみてください」
12月24日に完結編が放送されるだけに、さらなる注目を集めそうな「旧秋元別邸」。建物の中に入れる日は現段階では未定だが、『名探偵津田』の世界観を味わたい人は「つつじが岡公園」に足を運んでみてはいかがだろうか。
















