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ー 万博終わっても被り続ける理由

 ミャクミャクを頭につけたまま大阪観光局理事長の溝畑(みぞはた)宏さんが会見をしているABCニュースのTikTok動画が477万回再生突破と大バズりしている。

《取り憑かれててワロタw w w w w w》

《この人、ミャクミャク人気がない時期からずっとこれ被って会見してて、上司の鑑だなって思ってた》

 と動画のコメント欄は大盛り上がり。

 そこで、週刊女性PRIMEは溝畑さん本人に直撃取材を行った。

 取材を行った12月12日時点でミャクミャクを頭につけるようになって、363日だという溝畑さんにはそのきっかけがあったそうだ。

「普通、このミャクミャクのロゴぬいぐるみは、首につけるんですが、頭にぴったりハマって。台北マラソンでミャクミャクを頭につけて走ったら、台湾のメディアでトップニュースになったんです。それで、これはいける!と思いましたね。

 1年ほど前は、まだ大阪・関西万博はネガティブなイメージが強かったです。万博の喜びや意義を伝えきれていないと思ったので、台北マラソンから毎日、沖縄から北海道、東京の地下鉄銀座線内でもつけるようになり、ミャクひろしが誕生しました」

《ミャクミャクまとわりついてるのもおもろいし、めっちゃ年季入ってるのは更におもろいwwwwwwww》

 と年季の入り方も面白い要素に。

万博終わっても被り続ける理由

ミャクミャクのぬいぐるみをつけたまま会見をする大阪観光局理事長・溝畑宏さん
ミャクミャクのぬいぐるみをつけたまま会見をする大阪観光局理事長・溝畑宏さん

「洗濯はしていません!多くの人に出会い、感動、発見、喜び、悲しみ、雨、風、雪をしっかり受け止め、思い出がすべてここ(ぬいぐるみ)に染み込んでいます。洗濯をしたら、消えていくんちゃうかと。いつかやめるそのときまで、洗濯はしません(笑)」(溝畑さん、以下同)

 万博は終わってもなお、ミャクミャクを被り続ける意味は何かあるのだろうか?

大阪・関西万博に来られなかった人たちにも万博の想い、万博を機に日本がもう一度世界に挑戦していくという流れやレガシーを伝えていきたいです。もう万博は終わっているのに、いつまでつけてるんだという人もいますが、続けてほしいという人が8割ほどいると思っているので、その割合が多いうちは続けていこうかなと。最後は頑張ったね、ということで洗濯をしてきれいにして、実家の仏前に飾りたいなと思っています(笑)」

ミャクひろしとしての活動をしばらく見られそう!