“亀であれ”という信条を胸に
豪快に見えて実は常に仕事のことを考えてしまい、寝られないこともあるそうで、「ノンストレスで生きるのが最大の目標だけど、たぶん無理」と笑う。
「この間も嫁さんと港に行ったら、豪華客船が寄港してたり、セレブみたいな人たちが散歩していて。“ああいう人になりてえな”って言ったら、“種類が違うから無理”って言われました(笑)。“こんな客船に乗ったら、仕事どうしようって不安でしょうがないでしょ”って。確かにそうなんですよね。知り合いが海外旅行に1週間行くとか聞くと“長っ!”て思っちゃうくらいだし」
その根本にあるのは、「この仕事が好き」という気持ち。
「性格的にサラリーマンはできないだろうし、楽しく遊ぶような感覚で自分にできる仕事って、芸能界しかないと思って入ったんです。だから、そこにプラスして遊びたいという感覚がわからなくて」
“亀であれ”という信条を胸に、地道に努力しながら歩んできた30年。お笑いや音楽に加え、佐賀市のプロモーション大使や出生地・春日部市のかすかべ親善大使、野球チーム「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の臨時コーチ、さらに佐賀の料理やお酒を提供するフードバーも手がけるなど、活動範囲は無限大だ。
「家族にも“本当にいろんなことやってるよね”とよく言われるんですが、全部やりたいことなんです。目指すのは、何屋なのかよくわからない人。はなわという一つのジャンルとして理解されるところまで、いきたいと思ってるんですよね」
1月12日には芸歴30周年ライブを開催する。
「笑えて泣けて胸アツになれる、唯一無二のライブです。30年の集大成なので、ぜひ見にきてください!」
存在自体も唯一無二。とことん熱く優しい男は、この先も私たちを楽しませてくれそうだ。
11月22日、いい夫婦の日に発売された著書『柔道3兄弟と天然ママと僕 はなわの楽しい子育て』(徳間書店/税込み1760円)
取材・文/今井ひとみ











