学校は「警察と相談」
教頭は誤った情報が拡散されていることに懸念を抱く一方で、被害生徒の“気持ち”をないがしろにしてはいけないと考える。
「私たちとしては、間違った情報が拡散されている中で、報道機関等からの問い合わせがあることは、“事実の訂正”という意味でありがたい面もあります。しかし、その一方で被害を受けた生徒は“事案を大きくしたくない”という意向があります。そうした面も踏まえて、対処の方法を思案しているところです」
栃木県立高校で起こった暴行事案とは異なり、学校外の人物が関わったことで、学校での対応も難しくなっているという。
「本校の生徒同士の事案であれば、学校でできることも増えたと思いますが、学校外の方が関わっている事案なので、学校でできることの限界もあります。警察とも相談しながら、今後何ができるか、どう対応していくかを検討しています」
今後の対応については、次のように話す。
「弁護士等にも相談しましたが、どう対応していくべきか、まだはっきりと決め切れていない状況です。
本校としてホームページ上に掲載する等も検討しましたが、真偽がわからないままでも学校名が晒され、それがあたかも真実のように伝わっていく状況を踏まえて、こちらが何かを発表しても“隠ぺい”などと指摘されることを懸念しています。入試のシーズンでもありますし、発表したことで、業務に追われることも想定できますので、どう対応すべきかについて、苦慮しています。
もちろん、被害生徒のことを配慮しながらですが、真偽がわからない中で情報が拡散されてしまう状況を変えていけるきっかけになればと思います」
尚、動画には制服姿で喫煙する人物が映されていたが、現在は同校に在籍していない人物とのことだった。
あっという間に情報が広がっていく昨今。発信側も受信側も、安易な拡散は避けるべきだろう。











