目次
Page 1
ー 大相撲初場所で『おコメの女』懸賞旗
Page 2
ー テレビ朝日に聞いた懸賞旗掲出の経緯

 不動産会社、美容クリニック、自動車メーカー……名だたる企業に混じり、放送中のテレビドラマのタイトルが国技館内で読み上げられた。

《テレビ朝日木曜ドラマおコメの女、主演松嶋菜々子、主題歌「鏡よ鏡」》

大相撲初場所で『おコメの女』懸賞旗

ドラマ『おコメの女』に出演の高橋克実、同ドラマの懸賞旗を“視察”に国技館を訪れ相撲観戦をした(ドラマ公式Xより)
ドラマ『おコメの女』に出演の高橋克実、同ドラマの懸賞旗を“視察”に国技館を訪れ相撲観戦をした(ドラマ公式Xより)

 11日に初日を迎えた大相撲初場所。大関・琴桜と前頭筆頭・義ノ富士の一番で、ドラマ『おコメの女―国税局資料調査課・雑国室―』(テレビ朝日系)の懸賞旗が掲出された。同ドラマは8日に放送がスタートしている。

「大相撲では幕内の取組において、希望の力士の取組に懸賞を懸けられます。懸賞を懸けると、取組前に土俵上で呼出しが懸賞旗を揚げて周る。また懸賞を提供した企業・団体名が読み上げられます。応援であり、懸賞金を出す形での広告ですね。

 特に“永谷園のお茶漬け”の懸賞がよく知られており、多くの人のイメージにあるかと思います。近年は高須クリニック、タマホームなども多いですね」(スポーツ紙記者、以下同)

 懸賞にかかる費用は懸賞旗1本につき7万円(税込み)。

「スポンサー名は活字で“15文字以内”と定められています。そのため今回の『おコメの女』は2本分の懸賞を懸けたことになります」

 1本は主演の松嶋菜々子の写真をメインにしたもの。もう1本は主題歌を歌う斉藤和義の写真をメインにしたものが掲出されている。

「大相撲で民放のドラマが懸賞を懸けることは異例。テレビ番組というくくりで、古くは先日亡くなられた久米宏さん司会で'80年代に放送されていた番組『TVスクランブル』の企画、2017年のフジテレビの番組『バイキング』くらいでしょう。

 ちなみにNHKでは宣伝広告を基本的に流せないので、放送上では懸賞旗が映るタイミングでカメラは引いた形で土俵を映し、そこに力士の四股名が画面に大きく表示されたり、これまでの取組の結果が表示されたりするので、テレビではそれほどハッキリとは見えない形となっています。ただ、今は大相撲はネットテレビの『ABEMA』でも配信されており、そちらでは今回のドラマの懸賞旗のところでむしろ寄って映していましたね」(前出・スポーツ紙記者)