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ー 「無理なタイプのエモ女で悲しかった」の声も
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ー 日本のドラマ業界を変える可能性も

 

 1月14日にスタートした杉咲花主演のドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系、以下『冬のさ春のね』)の評価が真っ二つになっている。

「無理なタイプのエモ女で悲しかった」の声も

 監督と脚本を担当するのは、『からかい上手の高木さん』(映画・ドラマ版)や映画『愛がなんだ』などを手掛け、日常の会話劇やリアルな愛の世界を描くことに定評がある今泉力哉氏。

 プライムタイムの地上波ドラマでメイン監督を務めるのは今回が初とあり、放送前から映画ファンを中心に期待が寄せられていた。

コインランドリーで杉咲さん演じる主人公がスマホで聴いていたミッシェル・ガン・エレファントの音がイヤホンから漏れていたことで、同じく洗濯のため訪れた成田凌さん演じる美容師と会話が始まるところから物語が展開します。プライムタイムのドラマには珍しくほぼ会話劇だけで成立させている構成や、ミッシェルの音楽など“エモい”演出に刺さる視聴者が続出しています」(テレビ誌編集者)

 SNS上では《2000年以降の下北沢あたりの空気もあってエモい》《杉咲花の表情や仕草演技が本当にすごい》と絶賛の声も多いものの、嫌悪感を示す声も。

SNS上では“主人公が無理なタイプのエモ女で悲しかった”“杉咲花が嫌いになりそうだ”という声も多かったですね。第1話では初対面の男性の家についていったり、浮気しているような描写が。“性に奔放な女性”を肯定しているように見えるため、不快感を示す人がいても仕方ないと思います」(同・テレビ誌編集者)

 意見が真っ二つになった理由を音楽ライターはこう分析する。

SNSの意見を見ると、過去に“性に奔放なサブカル系女子”が身近にいた人ほど嫌悪感を示している印象を受けました。この手の女性はサブカルを本気で好きというより、サブカル男子との話すきっかけなど“ツール”に使っているように見える人が多いんですよね。今回のドラマならミッシェルのファンが“エモ消費”されている演出に不快感を示すのも当然でしょう