1月27日、季刊で発行されている映画専門誌『映画芸術』が公式Xで、毎年恒例の『日本映画ベストテン&ワーストテン』を発表。ワースト1位に吉沢亮主演の『国宝』が選出され、SNS上で波紋を呼んでいる。
読者からは「平常運行」の指摘も
映画評論家、映画監督、脚本家、プロデューサー、劇場スタッフ、一般の会社員からなる選者が、過去1年間の映画批評を総括した同ランキング。2017年からはアニメーション作品は対象外となっている。
ワースト作品のランキングを発表するのは、あまりないだけに毎年のように同ランキングは賛否となっている。
「脚本家の荒井晴彦さんが編集長を務め、自主出版に近い発行部数もそう多くない雑誌です。毎年同ランキングを発表しているものの、今年は賞レースを総なめしている『国宝』がワースト1になったことで、例年以上に批判が殺到していますね」(映画ライター)
ランキングを発表した公式Xの投稿は、1月29日段階で764万回表示。リポストが700を超えている状態だ。
《国宝が合わないのは全然分かるが、1年間日本の全ての作品の中でワーストという判断はさすがに逆張り》
と批判が起きる一方、読者であるユーザーからは、
《映画芸術はこういうとこなので何も驚くことはありません 平常運行です》
《映芸慣れしている俺でもベストワンが映芸編集長の映画であることは驚かされます。何度目だよコレ》
という指摘も。ベスト部門の1位に輝いた『星と月は天の穴』は編集長を務める荒井氏が監督、綾野剛が主演を務めた作品。荒井氏の作品が公開される年は、ランキングで1位になることがお約束となっている。
「昨年のワースト1位は、同じく賞レースを総なめした横浜流星さん主演の『正体』が選出されています。基本的には他の賞レースで評価されていないミニシアター系の作品がベスト部門。世間的に評価されたり、ヒット作品がワースト部門の上位を占めます。
なので映画関係者やファンの間では、同ランキングでワースト1位=事実上のナンバー1作品というのが、認識になっていますね(笑)。またワーストに選出された作品でも誌面を読むと、意外とけなされていないケースも多いですよ」(同・映画ライター)
今年は例年以上に炎上した『映画芸術』だが、雑誌の名前が広く知れ渡ったという意味では結果オーライ?
















