1位は「再生工場」の名将

 第2位は、「ミスター・プロ野球」長嶋茂雄さん。

 1974年に現役を引退したあと、1975年から2期にわたって巨人の監督を務めた。監督としての成績は、リーグ優勝5回、日本一2回。2001年に勇退して巨人の終身名誉監督になった、巨人の象徴たる人物だ。

 監督としての長嶋の特徴といえば、「カンピューター」といわれた直感的な采配。それは外れることもあったが、観客や周囲を驚かせるエンタメ性があった。明るい人柄とユニークな立ち居振る舞いで、野球ファンのみならず多くの人を虜にした長嶋。その功績は計り知れない。

《温かさと親しみ、技術、愛情のある厳しさを兼ね備えていたから》(東京都・48歳女性)

《自分だけでなく、球界全体を常に意識していたから》(神奈川県・60歳男性)

《ミスタープロ野球だから。この人しかいない》(埼玉県・47歳女性)

 そして映えある第1位に輝いたのは、「ノムさん」の愛称で親しまれた野村克也さんだ。

 1970年に南海の選手兼任監督に就任して以降、数々の球団で指揮を執ってきた野村さん。他球団の戦力外・トレード要員となった選手を再活躍させる育成手腕は「野村再生工場」と呼ばれ、高く評価された。

 また捕手として長年活躍した野村は、経験や勘ではなく科学的にチーム作りやプレイをおこなう「ID野球」を提唱。令和でも通用する先進的な野球理論で、万年Bクラスだったヤクルトに黄金時代をもたらした。現在も数多くの教え子たちが、それぞれの形で球界を支えている。

《選手の特性を見抜き育てるところがすごかった。理論の人》(大阪府・37歳女性)

《データ野球を取り入れた先駆者であり、成績の上がらない選手を適材適所に配置し再生していた。その後も指導者になった教え子を多数輩出している》(千葉県・56歳女性)

《成績だけでなく人も育てたし、今のプロ野球に大きな影響を与えた人だと思う》(千葉県・56歳男性)

 選手のポテンシャルを最大限に引き出し、チームを勝利に導く「名監督」。これからの日本球界には、どんな「名監督」が現れるのだろうか。グラウンドでプレイする選手たちだけでなく、チームを動かす監督の言動・采配にも注目してほしい。

「プロ野球『名監督』」ランキング

1位:野村克也 130票
2位:長嶋茂雄 65票
3位:星野仙一 51票
4位:王貞治 45票
5位:栗山英樹 30票
5位:落合博満 30票
7位:仰木彬 18票
8位:岡田彰布 16票
8位:新庄剛志 16票
10位:井口資仁 13票

プロ野球「名監督」ランキング ※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて1月下旬、全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施
プロ野球「名監督」ランキング ※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて1月下旬、全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施
【結果一覧】プロ野球「名監督」ランキング、1位は黄金時代を築いた名将

※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて1月下旬、全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施