見事なスーツの着こなし

 埼玉西武ライオンズの西口文也監督は、シックな色でまとめたスーツスタイル。

「長身でスマートな体型でいらっしゃる西口さんは、割と何でも着こなしやすいのかなと思います。とはいえ、サブローさんなどとは骨格が違うので、西口さんは細長く作った方が綺麗に見える。それぞれ、体型に合わせて着てらっしゃるのかなと感じました。ただ、体重の増減があったのか、スラックスがやや大きいかなと。また、身長や年齢・役職に対して、ネクタイが少し細い。選手の方だったらいいのかなと思いますが、監督なので、もうちょっと恰幅がよく見えるネクタイでも良かったのかなと思います

 フォーマルにキメたスタイルだけに、惜しいポイントが。

「少し残念なのは、靴。スリッポンのようなものを履いていらっしゃるので、スーツに合わせるものとしては、もっとフォーマルなものを履いていただけるとよかったかなと思いました」

 最後は、千葉ロッテマリーンズのサブロー監督。

千葉ロッテマリーンズのサブロー監督
千葉ロッテマリーンズのサブロー監督

とても綺麗にスーツを着ていらっしゃると思います。シャツとタイとジャケットのバランスが考えられていることに加えて、特に素晴らしいのが、パンツがピカイチで綺麗なんです。おそらく、採寸したときと同じ体型にされているのかと思います。

 これだけ胸筋が発達していたり、筋肉がある人だと、膝下がスリムなテーパードのパンツだと、似合う人と似合わない人がはっきり分かれてしまいます。恰幅のいい方の場合、サブローさんが着用している、フォーマルなスーツの形のほうが綺麗かなと思います」

 霜鳥さんの称賛は、細かなアイテム選びにも。

「サブローさんのほかにも何名かいらっしゃいますが、シューズも内羽根式でスーツにふさわしいものを選んでいらっしゃり、ポケットのフラップも室内ということでしまわれている。全体的に見て、いちばんスーツ姿が決まっているなと思いました

 それぞれのスタイルで監督会議に参加したパ・リーグの面々。6人の中で、霜鳥さんが決めた「ファッショニスタ」と「スーツマスター」は……。

ファッショニスタ:新庄剛志(北海道日本ハムファイターズ)

スーツマスター:サブロー(千葉ロッテマリーンズ)

 との結果でした!

 霜鳥さんは、“野球人”のファッションのポイントをこう語る。

「野球選手の場合は、サッカー選手などと骨格や肉付きがまた異なります。胸筋を含めた上半身がとても発達されているので、やっぱりジャケットが似合いやすい。身長もあるので立ち姿も綺麗なのですが、何名かの監督はパンツのほうが少しもったいないなという印象でした。一般の方の場合、ガタイが良い方はサブローさんのスーツスタイル、スラッとした体型の方は岸田さんや西口さんのスタイルが参考になるかと思います

 新シーズンが待ち遠しい中、3月にはWBCも予定されている野球界。選手や監督のファッションにも注目!