目次
Page 1
ー 『半沢直樹』池井戸潤の書き下ろし
Page 2
ー “フライング”告知の意図
Page 3
ー 国境を超えるコンテンツに育てたい

 お正月の風物詩である箱根駅伝。今年は青山学院大学が往路と復路で新記録を達成し、2度目の3連覇を果たすなど、大盛り上がりで幕を閉じた。

 熱闘からまだ1か月ほどしかたっていないが、早くも次の箱根駅伝に熱視線が集まっているようで─。

10月に日本テレビ系でドラマ『俺たちの箱根駅伝』が放送されるんです。メインキャストの2人はすでに情報解禁されていて、生中継を支える番組プロデューサー役を大泉洋さんが、チームの優勝を目指す新人監督役を山下智久さんが演じます。中継する側と箱根路を走る側、それぞれの視点で描かれる青春群像劇のようですね」(スポーツ紙記者、以下同)

 箱根駅伝の正式名称は“東京箱根間往復大学駅伝競走”。関東学生陸上競技連盟に加盟している大学から、条件を満たした21校による10人1チームのリレー走だ。

「毎年1月2日に、東京・大手町の読売新聞社ビル前を出発して、神奈川県箱根の芦ノ湖まで、翌3日は同地点を出発して再び大手町へ戻るコースで、総距離は217・1キロメートルにもなります。往復で全10区間に分かれており、区間ごとに距離が微妙に異なるのが特徴です」

『半沢直樹』池井戸潤の書き下ろし

 箱根駅伝ならではの魅力も多い。

「タスキをつなぐというチームメイト同士の絆や、伝統校同士の対決はもちろん、エース級が集まる“花の2区”や一気に順位が変わる箱根の山登りと山下りといった見せ場は、毎年ドラマが生まれています。翌年の予選免除につながるシード権争いなどもあり、ドラマ化にはうってつけの題材といえるでしょう」

 原作は『半沢直樹』をはじめ、『花咲舞が黙ってない』などのヒット作を手がけた池井戸潤氏の書き下ろし小説。

「刊行した小説の多くが映像化されている池井戸さん自身が、《もう二度と、こんな小説は書けない》と語るほどの渾身作のようです」