ここ数年、国内の気温はずっと右肩上がりの傾向。昨年の東京都の最高気温は38・5度を記録。これは環境省の発表する熱中症予防運動指針で“運動は原則中止”のレベルとされている。
「予定では、大泉さんが登場するテレビ局パートも4月から撮影がスタート。6月にはクランクアップを予定しています」
万全の体制で注目作に臨む日テレだが、ここまで気合が入るのには、とある思惑が。
「箱根駅伝の注目度は年々上昇傾向にあり、2026年の視聴率は復路で30・2%と高い数字を記録。主催の関東学連発表によれば、沿道観戦者数も約105万人とコロナ禍以降、最多と報じられています。
日テレとしては、箱根駅伝を正月2日間の特別行事で終わらせず、ドラマや配信など一年を通して展開できる看板コンテンツにしたいと考えているんです」(日本テレビ関係者、以下同)
国境を超えるコンテンツに育てたい
昨年発表された、日テレホールディングスの2025年から2027年までの中期経営計画でも、コンテンツビジネスの展開に力を入れることを方針として掲げている。
「単発のヒットで終わらせず、長期的に育てて回収できる通年型IPをつくることが大きなテーマ。その象徴的なものが箱根駅伝なんです。ゆくゆくはゲーム化やアニメ化といったメディアミックスも視野に入れ、TBS系で放送されている人気番組『SASUKE』のように、国境を超えるコンテンツに育てたいという構想もあるといいます」
実際に、日本テレビが『俺たちの箱根駅伝』にかける思いは、並々ならぬものがある。
「箱根駅伝予選会の様子を劇中で使うために、昨秋行われた予選会にすでにカメラを入れていました。クランクアップから放送まで4か月ほど時間が空くのも、しっかりと編集をして、最高のものを届けたいという制作サイドの思いから。今年は社としてこの作品にかけているといっても過言ではないでしょう」
来年の箱根駅伝は、視聴率40%も夢じゃない!?











