2月23日に行われる天皇誕生日を祝う一般参賀。令和以降の歩みを振り返る――。
「上皇さまが生前退位されたのは2019年5月でした。上皇さまのお誕生日は12月、陛下のお誕生日は2月。この改元のタイミングから、令和元年は“天皇誕生日がない”という珍しい年となりました。それだけに、新天皇のお誕生日を直接お祝いできる機会を国民は心待ちにしていたのです」(皇室担当記者、以下同)
コロナ禍では一般参賀が中止された
しかし、退位の翌年、予想外の事態が襲った。
「2020年1月、国内で初めて新型コロナの感染者が確認されました。そこから猛烈な勢いで感染が拡大し、自粛ムードが広がったのです。これを受け、宮内庁は一般参賀の中止を発表。開催を心待ちにしていた多くの人が肩を落としました」
1年限りの辛抱かと思われた中止措置だったが、コロナ禍は収まらず、2022年まで続くことに。
「2023年、令和5年目にして、天皇誕生日の一般参賀が行われました。感染予防のため参賀者は約4800人に限定されたこともあり、応募が殺到し、当選倍率は約12.6倍に。当日、陛下は『誕生日に、初めてこのように皆さんからお祝いを受けることを、誠に喜ばしく思います』と語られ、初開催に感慨深いご様子でした」
一般参賀の醍醐味の一つは、皇族方の穏やかな表情や仲睦まじいご様子を拝見できることだ。当時はまだコロナ禍明けということもあり、天皇ご一家と秋篠宮ご一家はマスクを着用して臨まれていた。
「マスク越しということもあり、細かい表情を拝見することはかないませんでした。しかし、ご一家の仲睦まじいご様子は、お召し物から伝わってきたのです。陛下は慶事の際、グレーのネクタイをお召しになることが多いのですが、雅子さまと愛子さまの胸元には同系色の銀色のブローチが。ワンポイントのカラーを“リンク”させる配慮は、参賀者にとっても心温まる演出でした」
この、陛下のネクタイのカラーに雅子さまと愛子さまがお召し物やアクセサリーを“リンク”させる装いは、その後も恒例となっている。
「令和6年の時は、雅子さまはグレーのブローチを愛子さまはグレーのドレスを選ばれました。令和7年も、お二人はグレーのブローチを身に着けられ、陛下のネクタイとのリンクを大切にされていました」
今年の一般参賀でも、ご一家の絆を感じさせる“リンクコーデ”に期待が高まる――。

















