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ー 怒りの投稿に共感殺到

 4月8日、あるレーシングドライバーが自身のXに投稿した怒りのポストが大反響を呼んでいる。

怒りの投稿に共感殺到

「“ヤマケン”の愛称で知られるトップドライバー・山下健太さんです。彼はこの日、車のウインカーについてこう語り出したのです。《ウインカーは早めに点滅して下さい!! 交差点では30m手前と決まっていますが、曲がる直前に出す車多すぎ!! それじゃ意味ない!!》と強い口調で注意喚起。さらには、《出さないのがカッコいいと思い込んでる方は、今すぐ免許を返納し車を売却!!》と、危険運転への怒りをあらわにしていました」(交通ジャーナリスト、以下同)

 彼はこの投稿を《※拡散お願いします》と呼びかけていることから、よほどの激しい憤りが背景にあったとみられる。

「山下さんは2016年全日本F3王者、2019年SUPER GT(GT500)王者など様々なタイトルを獲得。抜群のスピードを誇る実力派ドライバーです」

 極限のスピードで戦うトッププロが、あえて日常の運転マナーに“免許返納”まで求める警鐘を鳴らしたことにSNS上は共感の嵐。

《普段運転しない私でもノーウインカーは怖いです》
《本当に最近はウインカー出さない人増えたよね》
《曲がってからウインカー出すやつもいます》

 と、ウインカーを出さずに進路変更する車に遭遇した実体験に基づいた不安の声が相次いでいる。

「ウインカーは自分の進路を早めに周囲に知らせ、事故を防ぐために必要不可欠なものです。他の車も急なブレーキや接触事故のリスクを減らすことができるので、ウインカーを出さないことは自分の命も危険にさらす行為なのです」

 さらにここから飛び火したのが、岡山県の運転免許保有者に対する指摘だ。

《岡山県民は全員免許返納すべき》

 過激な暴論とも思えるが、一体どういうことなのか?

「岡山の運転マナーが以前から悪いと言われています。“岡山ルール”というのが有名で、車線変更や右左折時にウインカーを出さない、または直前まで出さないなど、危険な慣習があるのです」

 実際、2019年放送の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)でも停車中の車の運転席にいる茶髪の若い男性が、マイクを向けられ、「ウインカーを出さないほうがカッコええと言われてる」と、“違反”をしていることを認める場面もあった。

 ただ、こうした“ローカル”交通違反は岡山に限ったことではない。

「先の『ザワつく』では、岡山以外にも、長野県松本市の強引な右折『松本走り』、愛知県名古屋市の危険運転『名古屋走り』、徳島県の黄色信号でもお構いなしに走行する『阿波の黄走り』などが特集として組まれていました。他のテレビ番組でもたびたび、“文化”のように認められているかのように紹介している番組もありますが、この姿勢が違反を助長させ、違反に対するハードルを下げている側面もあるのではないでしょうか」

 ヤマケンの叫びは、今日もどこかでハンドルを握る“違反ドライバー”の耳に届くのだろうか――。