4月12日、俳優・堤真一が主演を務めるドラマ『GIFT』(TBS系)の初回が25分拡大スペシャルでスタートしたのだが、これがいきなりの不振にあえいでいる。
「車いすラグビー」再建に足りないもの
「同作は『日曜劇場』での放送ですが、平均世帯視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)という結果でした。日曜劇場で初回の世帯平均が2ケタを割ったのは2022年、山崎賢人さん主演の『アトムの童(こ)』の8.9%以来4年ぶりとなったのです」(テレビ誌ライター、以下同)
同作は堤演じる孤独な天才宇宙物理学者・伍鉄文人が、車いすラグビーの弱小チーム「ブレイズブルズ」を、独自の数式で再建・成長させていく物語。完全オリジナルストーリーだという。
SNS上では絶賛する声もある一方、
《30分見て止めた! 俺には合わない…》
《日曜劇場GIFT 追っかけ視聴で観てたが途中で消しちゃった》
《非常に退屈》
と、不評の意見も少なくない。
堤は1999年の『ザ・ドクター』以来、27年ぶりの「日曜劇場」主演。山田裕貴、有村架純、本田響矢、細田佳央太、吉瀬美智子、安田顕、山口智子、Kis-My-Ft2・玉森裕太と豪華キャストが脇を固めるが、“つまずき”の原因と……?
「『日曜劇場』のことですから、これから尻上がりに面白くなっていくとは思いますが、主人公が弱小スポーツチームを立て直していくというのは、ある意味“読める”展開でもありますよね。もちろん、門外漢の人間が携わるという点では、池井戸潤さん原作で大泉洋さんが主演した『ノーサイド・ゲーム』などを思い浮かべます。ただあれは、大手自動車メーカーで左遷されたエリート社員がラグビーチームを再建するという“企業もの+スポーツ”の掛け合わせでした。一方、伍鉄が車いすラグビーに興味を持つ動機や大義が弱いのです」
また、キャストの“ちぐはぐさ”も見受けられるという。
「伍鉄は、ブルズのヘッドコーチを務めている従姉妹の日野雅美(吉瀬美智子)から『チームの問題が山積み』と聞かされて、練習場に足を運びます。ただ、その出会いの起点が果たしてそれでいいのか疑問です。一方、有村さん演じる雑誌記者は、車いすラグビーの連載担当として試合を見に来るものの、現時点ではストーリーに絡む要素が見えない。有機的に人間関係が動いていくのは2話以降ということになるのでしょうか」
今後に期待したいところだが、同作はある“使命”を背負っている。
「7月クールからはいよいよ『VIVANT』の続編が始まります。つまり前回の『リブート』から『VIVANT』へつなぐ大ヒットリレーを担っているのです。ただその狭間で低迷し、『VIVANT』までの箸休めと思われたら印象がよくないですね……」
他にも堤の役柄が、映画『容疑者Xの献身』で演じた天才数学者とダブるなど、うっすら既視感も否めない同作。異色作が異色作のまま終わるのか。巻き返しを期待したいところだ。






















