中澤裕子と保田圭、矢口真里は「あの人は今」的な扱いに
ちなみに『LOVEマシーン』は不景気にあえぐ日本の未来を恋で明るくしよう的なポジティブな世界観がウケたわけだが、そういうおめでたさがハマる元メンバーがあまりいない。
ゴマキの前のセンター・安倍なつみは結婚相手(俳優の山崎育三郎)を見れば勝ち組だが、盗作騒動があったし、藤本美貴は夫(芸人の庄司智春)がコロナで大変な目に遭った。今年に入ってからも、石黒彩が夫(ドラマーの真矢さん)に先立たれたり、紺野あさ美は夫(プロ野球投手の杉浦稔大)が日本ハムから中日にトレードされて、北海道と名古屋の別居婚みたいになっている。同じ「杉浦」でも、辻が夫の「太陽」と公私共にベッタリでいられるのとは対照的だ。
そこで改めて考えてみたいのが「太陽」という名前のインパクトである。本名の読みは「たかやす」だが、芸名の読みを途中で「たいよう」に変更したとのこと。こういう名前の人と結婚して、5人も子どもを産み『ぽかぽか』(フジテレビ系)のような番組でおバカキャラをやっている辻には、底抜けな明るさを感じてしまう。
その生き方もどこか突き抜けていて「出る杭は打たれる」もどこ吹く風という趣。経営の神様・松下幸之助氏はこの格言をもじって「出すぎた杭は打たれない」と言ったそうだが、辻はそれを無意識にやっている印象だ。
なお、最近『テレビ×ミセス』(TBS系)に中澤裕子と保田圭、矢口真里が「懐かしいあの人は今」的な扱いで出ていた。
これに対し、旬のCMで『LOVEマシーン』を歌い踊る辻希美。この曲をヒットさせた8人(後藤、安倍、石黒、中澤、保田、矢口、飯田圭織、市井紗耶香)にはぜひ、このCMについての本音の感想を聞いてみたい。
ほうせん・かおる アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。著書に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)。

















